セルフラブ革命 #12
ゲスト :Yuina
テーマ:ジェンダー平等とは何か、根底にある固定観念、日本社会が変わるために必要なこと
🌸 ジェンダー平等をめぐる対話
みなさん、こんにちは。ソフィアです。「セルフラブ革命」第12回では、アクティビストでありフィットネストレーナーでもある Yuinaさんをゲストに迎えました。彼女は一般社団法人アテナを立ち上げ、日本でジェンダー平等を推進する活動を続けています。
高校時代のアメリカ留学でフェミニズムやジェンダーの問題に関心を持ち、大学や大学院を通じて学びを深めたYuinaさん。帰国後は「自分の理想に合う団体がないなら自分で始めよう」と独立し、SNSや教育活動を通して声を届けています。
💎 日本に根強く残るジェンダー固定観念
Yuina さんは、日本社会の大きな課題は「ジェンダーに関する固定観念」だと語ります。
女性はリーダーに不向き
出産すれば仕事を辞めるのが当たり前
男性は家族を養う大黒柱であるべき
こうした思い込みが、政治や職場、家庭における格差を生み出し、女性の自己肯定感を下げる大きな要因となっています。
一方で、男性もまた「泣いてはいけない」「安定した仕事を選ばなければならない」といったプレッシャーに縛られ、自分の夢や表現を諦めてしまうケースが多くあります。
ジェンダー平等は女性のためだけではなく、男性にとっても「解放」につながるものだという視点が印象的でした。
🌿 表面的な理解を超えて
ここ数年でSDGsやフェミニズムはテレビや雑誌でも取り上げられるようになり、言葉としては広がっています。しかし「セクハラ発言を冗談にする」といった軽視や形骸化のリスクも存在します。
大切なのは表面的な認知ではなく、日常生活や人との関わり方にどう落とし込むか。Yuina さんは「男性はこう、女性はこう」という枠から外れて、目の前の一人ひとりを個人として理解しようとする姿勢が必要だと語りました。
🧠 個人ができること
ジェンダー平等の実現には社会全体の改革が必要ですが、個人レベルでもできることがあります:
「当たり前」の押し付けをやめる
自分の言葉や態度が周囲に与える影響を意識する
会話の中で相手の意見を尊重し、断定を避ける
自己肯定感とセルフラブを育み、他者の選択を受け入れる余裕を持つ
家庭や職場、SNSで小さな声をあげ続ける
こうした一歩一歩の積み重ねが「リップルエフェクト(波紋効果)」となり、社会全体を変えていきます。
✨ 続けるために大切なこと
アクティビストとして活動する中で、Yuina さんは「燃え尽きないためにセルフケアが欠かせない」と語ります。
ニュースをチェックする時間を決める
通知をオフにして情報に振り回されない
休息や余白を優先し、心を整える
長期的な取り組みだからこそ、まず自分を大切にすることが継続の鍵になります。セルフラブは、社会活動の原点でもあるのです。
🎧 エピソードをもっと楽しむ
ここでご紹介したのはほんの一部です。Yuina さんとの対話本編では、日本のジェンダー平等の現状や課題、そして私たちが今日からできる実践についてさらに深く語っています。
Episode 12
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🌟 Sofia Tsuji について
私はかつて、幼い頃にいじめを経験し、そして勉強第一の家庭に育ち「期待に応えなければ愛されない」と感じながら、成果を出し続けても満たされない毎日を送っていました。外から見れば順調でも、内側は空っぽで、自分を責め続ける日々。そんな時に出会ったのが「セルフラブ」です。自分との関係を築き直し、弱さや痛みを抱きしめたとき、ようやく本当の自分を生き始めることができました。
この経験をきっかけに、私はセルフラブや自己肯定感、メンタルウェルネスを専門とする国際認定ライフコーチとなり、これまで5,000人以上の女性をサポートしてきました。日本だけでなくパリやシドニー、コスタリカで学んだ知識と体験を活かし、オンラインスクール「The SELF LOVE Academy(SLA)」を立ち上げました。
SLAは「感情の癒し・潜在意識の書き換え・行動の体現」という3つのアプローチで、本来の自分に戻り、仲間と共に望む人生を再創造する場所です。
私は「完璧じゃなくても大丈夫。誰もがそのままで価値がある」と信じています。あなたがセルフラブを育み、自分らしい人生を歩むきっかけになれたら嬉しいです。

