セルフラブ革命 #9

ゲスト:Aimee

テーマ:アダルトチルドレン・ヤングケアラーを生む機能不全家庭、母子関係、繊細な自分を守る方法


🌸 機能不全家庭というテーマに向き合う

みなさん、こんにちは。ソフィアです。「セルフラブ革命」第9回では、オーストラリア在住のセラピスト Aimeeさん をゲストに迎えました。彼女は15年以上にわたり、エネルギーヒーリングやトラウマインフォームド瞑想、セルフヒーリングを指導してきた経験を持ちます。

今回の対話では、機能不全家庭がもたらす影響、母子の関係性の難しさ、そして繊細な心をどう守るかについて、深く語り合いました。

💎 機能不全家庭とは?

Aimee さんは「機能不全家庭」とは、子どもが十分なケアや愛情を受けられない家庭を指すと説明します。そこには次のような特徴があります:

  • 精神的・身体的虐待や、条件付きの愛情

  • 家族内の秘密(例:性的虐待など)

  • 子どもが親のケアを担う「役割逆転」=ヤングケアラー化

  • 厳しすぎる叱責や精神的ないじめ

実は多くの家庭がこの要素を持っており、日本では約8割が「機能不全家庭」と言われるほど。けれども、多くの人は自分の家庭を「普通」と思い込み、外に出て初めて違和感に気づくことも少なくありません。


🌿 母子関係と罪悪感

特に母娘関係では、子どもが母親の愚痴を聞く、気分を察して行動するなど、親の精神的安定剤のような役割を担ってしまうケースが多くあります。Aimee さん自身も、母との距離を取るまでに大きな葛藤と罪悪感を抱えてきました。

しかし「母を助け続けなければならない」という思い込みを手放し、母の力を信じることで、自分の人生を歩む自由を取り戻すことができたと語ります。距離を取ることは冷たいことではなく、自分を守り、関係をより健全にするための大切な選択なのです。

🧠 繊細な自分を守るためにできること

Aimee さんが提案するセルフラブ実践:

  • 自分を責めずに「距離を取る選択」を肯定する

  • 親の人生を自分が背負わないと決める

  • 感情を抑え込まずに表現し、体で感じ切る

  • 安全なコミュニティや専門家とつながる

  • 「自分を守ることはわがままではない」と言い聞かせる

これは、アダルトチルドレンやヤングケアラーに共通する癒しのプロセスであり、「連鎖を断つための行動」でもあります。

✨ 恥の文化を超えて

日本では「親子は仲良くあるべき」という社会規範や、「恥の文化」によって、自分の家庭の問題を語ることをためらう人が多いです。しかし、完璧な家庭など存在しません。むしろ安全な場で声を上げることは、自分自身だけでなく、同じ痛みを抱える誰かにとって希望や勇気になるのです。

Aimee さんは「自分の幸せを優先していい」と力強く語ってくれました。それは自己中心的ではなく、セルフラブの本質的な実践です。

🎧 エピソードをもっと楽しむ

ここでご紹介したのはほんの一部です。Aimee さんとの対話本編では、母子関係のリアルな体験、トラウマからの癒しのプロセス、そしてセルフラブを通して連鎖を断ち切る方法についてさらに深く語られています。

Episode 9

**********

🌟 Sofia Tsuji について

私はかつて、幼い頃にいじめを経験し、そして勉強第一の家庭に育ち「期待に応えなければ愛されない」と感じながら、成果を出し続けても満たされない毎日を送っていました。外から見れば順調でも、内側は空っぽで、自分を責め続ける日々。そんな時に出会ったのが「セルフラブ」です。自分との関係を築き直し、弱さや痛みを抱きしめたとき、ようやく本当の自分を生き始めることができました。

この経験をきっかけに、私はセルフラブや自己肯定感、メンタルウェルネスを専門とする国際認定ライフコーチとなり、これまで5,000人以上の女性をサポートしてきました。日本だけでなくパリやシドニー、コスタリカで学んだ知識と体験を活かし、オンラインスクール「The SELF LOVE Academy(SLA)」を立ち上げました。

SLAは「感情の癒し・潜在意識の書き換え・行動の体現」という3つのアプローチで、本来の自分に戻り、仲間と共に望む人生を再創造する場所です。

私は「完璧じゃなくても大丈夫。誰もがそのままで価値がある」と信じています。あなたがセルフラブを育み、自分らしい人生を歩むきっかけになれたら嬉しいです。

Previous
Previous

セルフラブ革命 #10

Next
Next

セルフラブ革命 #8